2026-07-08
ポッドキャスト編集のやり方【初心者向け】収録から配信までの全体像
「録ってはみたけれど、編集で止まってしまう」——ポッドキャストを始めた人がいちばんつまずくのが、 この編集です。この記事では、収録から配信までの全体像を、手間を減らす順番で整理します。
全体は3ステップ
ポッドキャスト制作は、大きく「収録 → 編集 → 配信」の3ステップです。 多くの人が消耗するのは真ん中の「編集」。だからこそ、最初に全体像を持っておくと迷いません。
① 収録
まずは話すことに集中します。最初から完璧を目指さないこと。スマホの録音アプリでも始められますし、 慣れてきたらマイクを足す、で十分です。ポイントは2つだけ。
- 静かな部屋で録る(後から消せるノイズには限りがあります)
- 言い間違えたら、少し間を置いて言い直す(編集で切りやすくなります)
② 編集(ここがヤマ場)
編集でやることは、突き詰めると次の3つです。
- いらない部分を消す(雑談の脱線、言い間違い、長い沈黙)
- フィラーを減らす(「えー」「あの」「えっと」などの言いよどみ)
- テンポを整える(無音・間を詰める)
昔ながらのやり方だと、これを「波形」を見ながら手作業で切っていきます。ここに何時間もかかります。 最近は、文字起こしを編集するだけで音声も編集できるツールが増えました。原稿の一文を消すと、 その音声も一緒に消える——という方式です。波形とにらめっこしなくてよくなるので、編集はぐっと軽くなります。
- フィラーの減らし方は「「えー」「あの」を消す方法」で詳しく。
- 無音・間の詰め方は「無音・間をカットしてテンポを整える」で。
消しすぎない、が大事
フィラーや間は、全部消すのが正解ではありません。考えている数秒の沈黙や相槌は、その人の 話し方のリズムそのもの。全部消すと、かえって詰め込みすぎて不自然になります。「候補を出して、 残すものを選ぶ」順番がおすすめです。
③ 配信
編集が終わったら、配信用に書き出します。日本ではポッドキャストを聴く場所の1位が YouTube (オトナル/朝日新聞 第6回調査・2026年2月時点)。多くの配信者が、Spotify・Apple 向けの音声と、 YouTube 向けの動画の両方に出しています。
- 音声(MP3/WAV)→ Spotify・Apple Podcasts・Amazon Music
- 動画(MP4)→ YouTube(音声に波形やカバー画像+字幕をのせる)
YouTube用の出し方は「ポッドキャストをYouTubeに出す方法」にまとめました。
よくある質問
Q. 編集ソフトは何を使えばいい? まずは「音声中心で、文字で編集できる」ものが、初心者には負担が少ないです。選び方は 「編集ソフトの選び方」を参考にしてください。
Q. 編集が苦手でも続けられる? 編集の負担を減らすこと自体が目的の道具を選べば続けやすくなります。収録を楽しむことに 集中できるのが理想です。
Hanasu は、この「文字を消すように声を編む」編集を、日本語のポッドキャストのためにつくっています。 提供開始のご案内はトップページの待機リストで受け付けています。