Hanasu.順番待ちに加わる

使い方ガイド

収録した音声を、
配信できる形にするまで。

Hanasu は、文字起こしを編集すると音声も同じところが編集されるエディタです。波形を見て範囲を選ぶ作業がなくなり、原稿を読むように仕上げられます。 この記事では実際の画面に沿って、読み込みから書き出しまでを順に説明します。

アカウントは要りません。読み込み・編集・書き出しはサインインせずに最後まで進められます。サインインが必要なのは、 文字起こしをする場合・クラウドに保存する場合・有料プランを使う場合の3つだけです。

1. 音声を読み込む

プロジェクト画面 に音声ファイルをドロップします。MP3・WAV・m4a などのほか、動画(mp4・webm など)も使えます。手元にファイルが無ければ、 その場でマイク録音するか、サンプルで動きだけ試すこともできます。

プロジェクト

音声・動画ファイルをドロップ して新規プロジェクト

MP3 / WAV / m4a・動画(mp4 / webm)も可

音声を選ぶマイクで録音サンプルで試す

読み込んだ音声はこの端末の中(ブラウザ)に保存されます。この時点では、まだどこにも送信されていません。 動画ファイル(mp4 / webm など)もそのまま読み込めます — 端末内で音声だけを取り出して保存し、映像は保存も送信もされません。

2. 文字起こしの方法を選ぶ

読み込むと、文字起こしの方法を聞かれます。文字起こしはサーバで処理し、音声は処理後すぐに破棄されます(保存も AI の学習利用もしません)。サインインが必要なのはこの工程だけです。

選択肢は3つです。それぞれの右肩に何を使うかが出ます — 今月の残り時間、必要なプラン、あるいは「サインイン不要」。

文字起こしの方法を選ぶ

クラウドで文字起こし

今月の残り 25 分

この音声をサーバへ送信して文字起こしします。文字起こし後すぐに破棄され、保存・学習には使われません。

対談モードで文字起こし

ProPro プラン

二人以上の収録向け。話者を自動で判別してラベル付けします。

文字起こしなしで始める

サインイン不要

無音で区切ったプロジェクトを作ります。編集と書き出しはそのまま使えます。

残りの時間が足りないときは、押す前に画面がそう伝えます(文字起こしを始めてから足りないと分かる、ということが起きないようにしています)。

3つめを選ぶと無音で区切っただけのプロジェクトができます。文字は入りませんが、 編集も書き出しもそのまま行えます。あとから足すこともできます — エディタの上に出る帯の「文字起こしを追加」を押すと、その場で文字起こしして本文が入れ替わります。

以前は端末の中だけで文字起こしする方法も選べましたが、日本語のフィラー(えー・あの)を取りこぼすことが多く、 フィラー除去という Hanasu の中心機能を果たせなかったため 2026年8月に取りやめました。編集と書き出しは、いまも端末の中だけで行われます。

3. フィラーと無音は、すでに選ばれています

エディタが開いた時点で、「えー」「あの」などのフィラー候補と長い無音はすでに消す指定になっています。ゼロから探す必要はありません。 取り消し線が付いているのが消える部分です。

エディタ

えー、 今日はですね、あの、ポッドキャストの えっと、 編集について話していきたいと思います。〈無音 0.4s〉まあ、 収録自体は わりと簡単なんですけど、

クリック=消す/戻す ・ ダブルクリック=文字を修正 ・ スペース=再生/一時停止 ・ ⌘Z=取り消す

残したいフィラーがあれば、その語をクリックすれば戻ります。逆に消したい語をクリックすれば消えます。音声のほうも同じ場所が一緒に消えます。

全部消すと、かえって機械的に聞こえます。言いよどみが少し残っているほうが自然に聞こえるので、 読み返して気になる箇所だけ戻すのがおすすめです。

4. 間の長さを調整する

無音は完全に削るのではなく、自然に聞こえる長さへ短くしています。 完全に削ると会話が詰まって聞きづらくなるためです。残す長さはスライダーで変えられます。

ツールバー
再生フィラーを消す長い無音を詰める間を残す0.4秒自然すべて戻す

24.4s → 編集後 19.7s (−4.6s)

「きっちり/自然/ゆったり」はよく使う設定の呼び出しです。迷ったら「自然」のままで構いません。 やりすぎたと思ったら「すべて戻す」で最初の状態に戻せます。

5. 誤変換はその場で直す

固有名詞などの誤変換は、その語をダブルクリックすれば書き換えられます。 文字を直しても音声は変わりません — 書き出す音声は元の声のままです。直した文字は、 YouTube 用動画の字幕と概要欄の生成に使われます。

6. 書き出す

仕上がったら「書き出す」から形式を選びます。

書き出す

MP3(配信用・Spotify / Apple 向け)

WAV(編集を続ける場合や、音質を落としたくない場合)

動画(YouTube 用・Pro)

音量をそろえる(配信向けのラウドネス調整)

動画は、編集した音声から作ります。画面に映るのは、音に合わせて動く波形か、 ご自身で選んだカバー画像1枚のどちらかで、そこに文字起こしから日本語字幕を焼き込みます。 16:9(YouTube)と 9:16(Shorts)が選べます。

映像そのものを作る機能ではありません — 話の内容に合わせて絵が変わったり、場面が切り替わったりはしません。 動画を用意していただく必要もありません。音声を YouTube に投稿できる形にするためのものです。

書き出しもこの端末の中で行われます。音声がサーバへ送られることはありません。

7. 概要欄を下書きしてもらう

エディタの「概要欄を生成」を押すと、文字起こしをもとにタイトル案・概要欄の本文・チャプター・ハッシュタグを下書きします。 そのまま貼れる形でコピーできます。

概要欄を生成

タイトル案

ポッドキャスト編集を、文字を消すだけで終わらせる

チャプター

0:00 オープニング / 2:14 編集の悩み / 8:40 まとめ

ハッシュタグ

#ポッドキャスト #音声編集 #配信

書くのはエピソードの説明で、エピソードの中身や音声を作るわけではありません。 送信するのは文字起こしの文字だけで、音声は送りません。 回数は Free 月1回・Standard 月20回・Pro 月100回です。

8. 対談を収録した場合(Pro)

二人以上の収録では、読み込み時に対談モードを選ぶと、 誰の発言かを自動で判別してラベルを付けます。話者が変わるところにチップが出ます。

エディタ(対談モード)

話者A それでは始めましょうか。話者B えー、 よろしくお願いします。

ラベルは「誰が話しているか」の目印で、読み取り専用です。編集するのは発言の中身のほうです。

9. 続きは覚えています

編集は自動保存されます。次に開いたとき、未完了のプロジェクトが 「続きから」として一番上に出るので、そこから再開できます。

プロジェクト

続きから

第12回 収録

編集中 ・ 42:10 → 38:24 ・ 最終編集 8/6 21:40

ここまでで 3:46 短くなっています。仕上がったら書き出しへ

つまずいたら

用語や仕様の細かいところは ドキュメント にまとめています。それでも分からないときは [email protected] までご連絡ください。個人で開発しているので、返信はご本人からです。